









阿蘇北外輪山を源とする湧き水豊かな熊本県菊池市で、夫婦で自然栽培の田畑を営んでいる発酵農園さんのお米と大豆を使った米みそになります。
日本遺産に認定された原井出(はるいで)の棚田での米作りは、農薬・肥料を使わず、しかも機械も使わないやり方で、人も環境も健やかになる米作りをしています。田んぼに機械を入れないので、手植え、手刈り、天日掛け干しで育てる原種のお米は格別な美味しさがあります。
お米は旭一号。ササニシキやコシヒカリの親にあたる「旭」から良い米を選別して生まれた、120年ほど昔の原種のお米です。
昭和30年頃までは西日本を代表するお米でしたが、倒れやすく病気に弱く脱粒しやすいことからほとんど作付けされなくなり「幻の米」と言われていました。「旭一号は美味しい」と知っている農家が自家用や贈答用に細々つないできたお米をご縁あって受け継ぎ、発酵農園では2014年から自家採取しています。
品種改良されたお米と比べ、あっさりした旨味ですがお米本来の美味しさに気づかせてくれます。鮨飯として人気があったそうで、しっかりした大粒。噛めば噛むほど美味しいお米です。
農薬・肥料を使わない自然栽培です。2021年に開墾した棚田で、山奥の水源から直接水を引いています。手植え、手除草、手刈り、天日かけ干しで育てました。
大豆は『みさを大豆』という大正十年に阿蘇郡高森町草部で井上みさをさんという農家の主婦が見つけた1本の苗木を、大事に生育し増産された大豆です。小粒であることや扁平で選別がしづらいという理由から生産が減少し、今では「幻の大豆」と言われています。発酵農園さんが数年前から自家採種・自然栽培で育てています。
一時は全く生産されていなかったみさを大豆ですが、近年その価値が見直されています。熊本県立大学の白土教授の分析の結果から、みさを大豆はビタミンEを通常の大豆の1.5倍、大豆サポニン、イソフラボンも豊富に含まれていることがわかりました。しみじみ美味しい小粒の大豆です。
発酵農園さんが手掛けた古い在来種のお米と大豆を、若桜町で自家採取した天然麹菌と、山の天然水で仕込んだ自然醸造の在来種味噌です。
少量しか仕込んでいない希少なお味噌になります。ご希望の方は早めにお願い致します。
名称:米みそ
原材料名:米(熊本県)、大豆(熊本県)、塩(沖縄海水塩)、麹菌(鳥取県若桜町産)
内容量:1kg
賞味期限:6ヶ月
保存方法:要冷蔵(10℃以下)
生産者
米:発酵農園 品種:旭一号
大豆:発酵農園 品種:みさを大豆
麹菌:藤原みそこうじ店